ひたすらモノを捨てている

最近、ひたすらモノを捨てている。

一人暮らしを始めてから2回引っ越しを経ているので、そんなにモノは持っていないはずなのだがまだまだ捨てるものがある。もはや断捨離というか、身辺整理のつもりで捨てている。捨てられないものは、ちょっとでもお金になるなら売るし、ちょっとすぎて切ない時は寄付したり、形見分けのつもりで人に譲ったりしていこうと思っている。

なお、寄付にはこのサービスを利用するつもり。

www.charibon.jp

過去の引っ越しではこのプロジェクトに寄付した。
冊数は覚えていないが教科書が多かったせいか、5000円ぐらいになった記憶がある。

bondproject.jp

手始めにCDを45枚売った。

適当に入ったハードオフで2300円になった。

車や職場などに置いてあるのを除けば、俗にいう90年代ロキノン系で構成されたラック丸ごと、手持ちのCDはすべて処分したことになる。前者も近いうちに処分するつもりだ。

田舎町で育った私にはこの「あんまりメジャーじゃない(と当時は思っていた)」音楽を、店で売っていないのでアマゾンで買って聴くのが唯一の楽しみだったわけだが、この話はまた。

2回の引っ越しでも生き残ってきた厳選CDだったはずだが、処分してしまったらもうすっきりしたものだ。これだけは捨てられない、思春期の私を作ったものと言っても過言ではない、もうちょっとしたらもっと高値で売れるかも。そんなことを思いながら、今となっては処分を先のばしにして引っ越し費用を無駄に払っていた。

過去の私は息子にこれらを聞かせて、思い出話でもして、それぞれのメンバーについて語ってみたりするのがちょっとした夢であった。どうだかっこいいだろう、お前もギターをやるか?ベースがいいかな?今週末楽器屋を見に行こうか、なんて。

なぜ処分したか。

私がこのCD達を蒐集していた年頃に息子がなるころには、CDの再生機自体手に入らないかもしれない。彼が聴きたいと言えば、検索すれば代表曲の1曲や2曲やもっと、さらっとYoutubeで再生できる。息の長いバンドは新曲もまだまだ出してるし、解散したのがまた再結成してるし。もしかしたらそっちを追いかけた方が楽しいかもしれない。

それに、実際息子ができてみて分かった。物事はそんなに理想的にはいかない。並んで同じ音楽が聴ける関係性ができる保証はどこにもない。だから捨てた。さようなら。ありがとう。

次は本を処分するつもり。

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